5,181者の応募の中から2,866者が採択
2021年6月16日に事業再構築補助金 第1回公募「緊急事態宣言特別枠」の採択発表がありました。
結果はこちらで確認することができます。
内容の細かい分析は今後行うとして、簡単に分析した結果、以下の点が気になりました:
- 採択率は55.3%(5,181者の応募の中から2,866者が採択)
- 採択数が一番多かったのは関東エリア、次に近畿エリア
- 都道府県でいうと東京、大阪、愛知、神奈川
- エリア別結果は母集団となる事業者の数と概ね整合
- 法人・非法人の区分でいうと法人79%、非法人21%と法人がやはり多い
- 事業計画名には活用、開発、展開 というワードが頻出
- 事業計画名のキーワード分析から新分野展開、業態転換のパターンが多いと推測
- 事業計画名にテイクアウトというワードが頻出していることから飲食関係が多いと推測
分析結果は下のグラフをクリックしながら確認できます。
前評判よりは厳しい結果に
事業再構築補助金は予算が大規模ということもあり、当初は採択率も高くなるだろうというのが大方の予想でした。
しかし、一旦蓋を開けてみると緊急事態宣言特別枠の採択率は55%。
事業再構築補助金は決して取得が簡単な補助金ではなく、審査はある程度厳しくされているというのが所感です。
補助金の要件を満たすことは当然のこととして、補助金制度の趣旨に合致した事業計画であるか、チームに事業計画を推進する力があるかどうかなどが結局のところ決め手になるのだと思いました。
なお、緊急事態宣言特別枠には救済的意味合いがあると仮定すると通常枠・卒業枠・グローバルV字回復枠の採択率はより厳し目になるのではないかと推測します。
通常枠・卒業枠・グローバルV字回復枠については近日中に発表されると思うので要注目です。
ロケットスタートの採択状況
第1回目公募のときにお手伝いさせていただいたお客様におかれましては全社、無事に採択となりました。
引き続きお客様の事業拡大のお手伝いをさせていただけることを大変ありがたく思っております。
また、現在は第2回公募に応募される方のお申込みを受付中です。
第2回公募の応募締切は7月2日ですのでお早めにご連絡お待ちしております!