事業再構築補助金 第7回公募 ルールの再確認

第7回公募でルール変更があったポイントを再確認

現在進行中の第7回公募から新たな申請枠が追加されています。

この記事では事業再構築補助金 第7回目公募に追加された「緊急対策枠」についてご説明します。

補助金に応募する際に参考にしてください！

 

第7回公募 スケジュール

公募開始：2022年7月1日 18:00
申請受付：2022年8月下旬開始予定
公募締切：2022年9月30日 18:00
結果発表：11月下旬～12月上旬
公式資料
ダウンロードリンク：https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/koubo007.pdf

 

第7回公募で新設された枠

第7回目公募では新たに緊急対策枠が設定されています。

その他の申請枠は通常枠、大規模賃金引上枠、回復・再生応援枠、最低賃金枠、グリーン成長枠で、第6回目公募から変更はありません。

通常枠、大規模賃金引上枠、回復・再生応援枠、最低賃金枠、グリーン成長枠についてはこちらの記事で解説しています。

 

緊急対策枠の趣旨と特徴

緊急対策枠の特徴としては下記の点があげられます：

• 原油価格・物価高騰等の影響を受けた事業者を支援することが趣旨
• 補助額の上限が通常枠と比べると低いものの、優遇されている回復・再生応援枠や最低賃金枠よりも高い
• 他の枠とは別の期間に基づいてた売上高減少要件となっている
• 補助率が高い
• 不採択となった場合でも通常枠で再審査される

 

まずは要件を見ていきましょう。

 

緊急対策枠の要件

通常枠の申請要件（売上高減少要件を除く）を満たし、かつ足許で原油価格・物価高騰等の経済環境の変化を受けたことにより、2022年1月以降の連続する6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、2019年～2021年の同3か月の合計売上高と比較して10％以上減少している事業者。売上高の減少に代えて、付加価値額の15%の減少でも可能。

なお、要件に合致すれば、地域や業種は問わないとされています。

 

緊急対策枠 – 補助金額と補助率

Table Plugin

（※1）従業員数5人以下の場合500万円を超える部分、従業員数6-20人の場合1,000万円を超える部分、従業員数21人以上の場合1,500万円を超える部分は2/3

（※2）従業員5人以下の場合500万円を超える部分、従業員数6-20人の場合1,000万円を超える部分、従業員数21人以上の場合1,500万円を超える部分は1/2

 

緊急対策枠 – その他の事項

緊急対策枠で申請をして、不採択となった場合でも、通常枠で再審査されます。

ダブルチャンスといえます。

これまで見てきたとおり、緊急対策枠は回復・再生応援枠や最低賃金枠よりも補助金額が高く、通常枠よりも補助率が高いため、事業者によっては魅力的な応募枠になります。

 

第7回公募 – その他の主な変更点

新たな審査項目に以下が追加されました：

• 本補助金を活用して新たに取り組む事業の内容が、ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応した、感染症等の危機に強い事業になっているか。

 

今回の審査項目に追加により、新規事業がコロナに対応した事業であることを求める傾向が強まっているように感じます。

 

ロケットスタートのブログもルール改定に合わせて更新しました！

ロケスタブログの記事もルール改定を踏まえて更新しています。

補助金の枠の説明、補助額、補助率について：記事へのリンク

対象になる経費の例：記事へのリンク

審査項目について：記事へのリンク

加点項目について：記事へのリンク